猫砂の種類が多すぎ！選び方をチェック｜鉱物系・紙系・木系・おから・シリカゲルを解説
前書き
猫砂を選ぶとき、種類が多すぎて迷ってしまうことはありませんか？鉱物系、おから、カインズ、ライオン、ベントナイト、ひのき……それぞれに特徴があり、メリット・デメリットが存在します。今回は、これらの猫砂の特長をわかりやすくまとめ、どのタイプがあなたの愛猫に最適かを解説します！
引用：lidea.today
1. 鉱物系猫砂
メリット
・吸水性が高い：尿をすぐに吸収して固まるため掃除がしやすい。
・消臭力が優れている：匂いを閉じ込める効果が高く、多頭飼いでも安心。
・コストパフォーマンスが良い：長持ちしやすく、頻繁な買い替えが不要。
・カビが発生しにくい：除菌効果が高く、豆腐猫砂や紙製猫砂に比べて衛生を保ちやすく、細菌の繁殖を抑える。
・多くの猫砂トイレに対応：従来型の猫砂トイレだけでなく、全自動猫砂トイレにも使用可能です。粒が細かく、機械式のふるいに詰まりにくい点が特徴。
デメリット
・粉塵が発生する場合がある：掃除の際に舞い上がることがある。
・重い：購入や持ち運びが大変。
・自然分解しない：環境への負荷が比較的高い。
2. 紙系おから猫砂
メリット
・環境に優しい：再生紙や植物由来で自然分解可能。
・軽量：運びやすく、扱いやすい。
・トイレに流せる：処理が簡単で衛生的（ただし、衛生面を考えると流すことは推奨されず、多頭飼い家庭にはあまり適していません。）
デメリット
・吸水力がやや劣る：頻繁に交換する必要がある場合も。
・匂いが残りやすい：消臭力は鉱物系に比べて控えめ。
・固まり方が弱い：掃除時に崩れやすい。（匂いが発生しやすいため、消臭剤との併用をおすすめします。）
・ペットが嫌がる可能性：足触りが悪いため、それが原因で猫がトイレを嫌がることがあります。
3. 木系猫砂
メリット
・自然な香り：木材由来の優しい香りが猫にも人にも好評。
・軽量：掃除や補充が簡単。
・環境に優しい：自然分解可能で廃棄も容易。
デメリット
・吸水力が控えめ：特に多頭飼いでは頻繁に交換が必要。
・価格が高め：鉱物系や紙系に比べてコストがかかる場合がある。
・粉塵が発生することも：製品によっては舞いやすいものもある。
・足触りが良くない：粒が硬く大きいため、ペットの肉球に挟まることがあり、不快感を与える場合があります。その結果、猫がトイレを嫌がる可能性があります。
- 猫好き 吸水性が高いすぐ固まる
- 消臭力が優れている効果が高い
- 長持ちしやすく、掃除がしやすい
- 衛生を保ちやすく、細菌の繁殖を抑える
4.おから系猫砂
メリット
・環境に優しい：植物由来で自然分解可能。処分時の環境負荷が少ない。
・軽量：持ち運びがしやすく、掃除時の負担が軽減。
・トイレに流せる：水溶性があるため、簡単に処理できる。
デメリット
・消臭力が弱い：匂いを閉じ込める効果が鉱物系より低い。
・吸水性が劣る：尿を完全に吸収しきれない場合があり、多頻度の交換が必要。
・固まり方が不安定：崩れやすく、掃除に手間がかかる場合がある。
・湿気に弱い：湿度が高い環境ではカビが発生するリスクがある。
5. シリカゲル猫砂
メリット
・吸湿力が抜群：尿や湿気を効率よく吸収し、長期間使用可能。
・消臭力が高い：匂いを強力に抑える効果がある。
・軽量で扱いやすい：取り扱いやすさが優秀。
デメリット
・固まりにくい：鉱物系と異なり固まらないため、掃除に工夫が必要。
・価格が高め：初期コストが他の種類より高い。
・尿の処理が難しい：固まらないため、鉱物系猫砂のように尿を塊にして簡単に掃除することができません。シリカゲル系猫砂は尿を吸収するだけで固まらず、清掃が困難です。
・猫が嫌がる場合がある：シリカの触感や音を嫌う猫もいる。
6.ウッドチップ系猫砂
（システムトイレ用）
メリット
・軽量：運びやすく、扱いが簡単。
・自然素材：木材を使用しているため環境に優しい。
・臭い抑制：木の自然な香りが匂いを軽減する効果がある。
デメリット
・吸水性に制限あり：尿を吸収しきれず、システムトイレ専用のスノコ付きトレイが必要。
・快適性に欠ける：チップが固いため、猫が嫌がる場合がある。
・適用範囲が限定的：専用のシステムトイレがない場合は使用が難しい。
・粉塵の発生：木材の粉が舞うことがあり、掃除に注意が必要。
▼猫砂比較表をチェック▼
image：Neakasa
注記:
・快適さは猫の足触りやトイレへの入りやすさを基準にしています。
・鉱物系と木系が特に評価が高い結果でした。鉱物系は使用頻度も高く、多頭飼いにおすすめです。
・ウッドチップ系は利用頻度が低く、主に特定の用途で使用される傾向があります。
まとめ
・コスト重視なら「鉱物系猫砂」がおすすめ。特に消臭力を求める多頭飼いに最適です。
・環境への配慮を重視するなら「紙系おから」や「木系猫砂」が良い選択肢かもしれません。
・長期間のメンテナンスの手軽さを重視するなら「シリカゲル」がおすすめします。
それぞれの特長を比較し、猫ちゃんの好みや飼い主さんのライフスタイルに合った猫砂を選んでみてください！
